たるみ治療はどう選ぶ?糸リフト・モフィウス8・ショートスレッドの違い。

JOURNAL / FACIAL AGING

糸リフト・モフィウス8・
ショートスレッドの違い。
たるみ治療はどう選ぶ?

どれも「たるみ」に使われる治療ですが、 同じことをしているわけではありません。
違いは、 どの組織に、何をする治療なのか。

ANSWER

引き上げ、引き締めを使い分ける

「たるみ治療」と聞くと、 ひとつのたるみを違う方法で治しているように 思われるかもしれません。

しかし、顔のたるみは一枚ではありません。

皮膚のゆるみ、脂肪や皮下組織の下垂、 皮膚・皮下組織の細かな変化など、 複数の要素が重なって「たるみ」として見えています。

そのため、 糸リフト・モフィウス8・ショートスレッドは、 競い合う治療というより、役割の異なる治療 と考えるとわかりやすくなります。

MEDICAL REVIEW

AN CLINIC MOTOMACHI 院長

この記事の著者

an clinic KOBE MOTOMACHI

  医師 荒井美香 

an clinic(あんクリニック)院長
美容外科・美容皮膚科 / 麻酔科

  • 日本美容外科学会(JSAS)専門医
  • 麻酔科認定医・標榜医
  • 日本抗加齢医学会専門医

神戸元町・三宮にあるan clinic(あんクリニック)院長。
救急・麻酔科での診療経験を経て、美容医療に従事。 美容医療歴約7年。治療そのものだけでなく、 痛みや不安にも配慮した美容医療を大切にしています。

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COMPARISON

3つを比べると少し違う。

糸リフト モフィウス8 ショートスレッド
主な方法 長い糸を挿入 針+RF 短い糸を多数挿入
主な目的 組織の移動 組織の引き締め 組織の弾性力UP
得意な変化 下垂 ゆるみ 細かなゆるみ・ハリ
イメージ 引き上げる 引き締める 細かく支える

01 / THREAD LIFT

「位置が下がった」なら、 糸リフト。

頬の脂肪や皮下組織の位置が下がると、 フェイスラインがぼやけたり、 口元に重さが集まって見えることがあります。

この場合に必要なのは、 必ずしも皮膚を引き締めることだけではありません。

糸リフトは、 コグなどで組織を捉えて移動させることで、 下垂によって生じた輪郭の変化を整えます。

「ゆるんだ」より、「下がった」が気になる。

そんな場合に、 糸リフトを検討しやすくなります。

02 / MORPHEUS8

「皮膚がゆるんだ」ならモフィウス8。

モフィウス8は、 皮膚へマイクロニードルを挿入し、 組織内でRFエネルギーを加えます。

糸リフトのように、 下垂した組織を別の位置へ大きく移動させる治療ではありません。

その代わり、 皮膚や皮下組織そのもののゆるみに アプローチできることが特徴です。

「下がった」より、「ゆるんだ」が気になる。

そんな場合には、 モフィウス8を検討します。

03 / SHORT THREAD

「組織のやわらかさ」が気になるなら、 ショートスレッド。

ショートスレッドも「糸」を使用しますが、 糸リフトとは別の治療として考えます。

長い糸で組織を大きく移動させるのではなく、 短い吸収糸を複数本、 気になる部分へ細かく配置します。

口元やフェイスラインなど、 大きな位置の移動よりも、 組織のゆるみやハリ感にアプローチしたい場合に 選択肢になります。

大きく動かすほどではない。
でも、少し整えたい。

そのような変化に対して、 ショートスレッドという選択肢があります。

HOW TO CHOOSE

では、自分にはどれが向いている?

糸リフト・モフィウス8・ショートスレッドは、 同じ「たるみ治療」でも、それぞれ得意な役割が違います。

頬やフェイスラインそのものが下がった → 糸リフト
皮膚・皮下組織のゆるみが気になる → モフィウス8
組織が柔らかく、弾性が乏しい → ショートスレッド

ただし、実際の顔では これらが一つだけ起こっているとは限りません。

頬の組織が下がり、同時に皮膚もゆるみ、 組織の弾性も低下している。 そのように、 複数の変化が重なっていることもあります。

その場合は三者択一ではなく、 それぞれの治療の役割を考えて組み合わせます。

一つの治療にすべてを任せるのではなく、 必要な場所に、必要な役割の治療を使う。

それがan clinicのたるみ治療の考え方です。

THREE APPROACHES

糸リフト・ショートスレッド・モフィウス8
の違いまとめ

01

THREAD LIFT

糸リフト
「引き上げる」

コグなどの構造を持つ長い糸を皮下へ挿入し、 下垂した脂肪や皮下組織を捉えて、 位置を移動させる治療です。

目的
下がった組織を移動させ、 フェイスラインや頬の位置を整えること。

改善を目指すもの
頬の下垂、フェイスラインのもたつき、 口元周辺の下垂感など。

向いている人
「皮膚がゆるい」というより、 昔と比べて頬やフェイスラインそのものが 下がってきたと感じる方。

糸リフトについて →

02

MORPHEUS8

モフィウス8「皮膚を引き締める」

マイクロニードルを皮膚へ挿入し、 設定した深さでRF(高周波)エネルギーを加える治療です。

深さを調整することで、 皮膚から皮下組織まで 治療する層を変えることができます。

目的
RFによって皮膚・皮下組織の 引き締めを図ること。

改善を目指すもの
皮膚のゆるみ、フェイスラインのもたつき、 肌の引き締まり感など。

向いている人
組織を大きく移動させるよりも、 ゆるんできた皮膚や皮下組織を 引き締めたい方。

モフィウス8について →

03

SHORT THREAD

ショートスレッド
「弾性力を上げ引き締める」

短い吸収糸を皮膚・皮下へ複数本挿入する治療です。

長いコグ付き糸で組織を大きく移動させる 糸リフトとは、目的も使い方も異なります。

目的細かな糸を多数配置し、 皮膚・皮下組織の弾性力をあげる

改善を目指すもの
口元やフェイスライン、中顔面のゆるみ 肌のハリ感を出す。

向いている人
大きく組織を移動させるほどではないものの、 細かなゆるみやハリ不足が気になる方。

ショートスレッドについて →

Q & A

3つのたるみ治療についてよくあるご質問。

40代のたるみには、どの治療が向いていますか?

年齢だけでは決められません。 組織の下垂が目立つのか、 皮膚・皮下組織のゆるみが目立つのか、 細かなゆるみやハリ不足が中心なのかを確認して 治療を選択します。

→ 40代のたるみ治療。おすすめは?

ショートスレッドと糸リフトは同じですか?

どちらも吸収糸を使用しますが、目的が異なります。 糸リフトは主に長いコグ付き糸を用いて 下垂した組織を移動させます。 ショートスレッドは短い糸を複数本挿入し、 細かな皮膚・皮下組織へアプローチします。

→ 糸リフト、種類と本数の選び方のコツ

モフィウス8とショートスレッドはどう使い分けますか?

モフィウス8はRFによる熱エネルギーを利用して 皮膚・皮下組織の引き締めを図ります。 ショートスレッドは短い吸収糸を複数本挿入する治療です。 気になる変化や希望する治療方法などを確認して選択します。

→ ショートスレッドとモフィウス8の違い・使い分けを詳しく見る

3つの治療を組み合わせることはできますか?

状態によっては、異なる目的で治療を組み合わせることがあります。 皮膚や皮下組織の状態、下垂の程度などを確認し、 必要性や治療時期を診察のうえで判断します。

自分にどのたるみ治療が合うかわかりません。

治療名を決めてから受診する必要はありません。 気になっている部分を確認し、 皮膚のゆるみ、組織の下垂などを診察したうえで 治療方法を検討します。

→ 「柔・余・下・凹」から、たるみ治療を考える

CONSULTATION

どの治療にするか、
決めなくても大丈夫です。

「たるみが気になる」からご相談ください。 状態を確認して、治療方法を考えます。

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