01 / RECOVERY TIMELINE
糸リフトのダウンタイムは、どのように経過しますか?
糸リフト後の経過は、糸の種類や本数、
引き上げる程度、もともとの組織の状態によって異なります。
ここでは、一般的にみられる経過を
時間の流れに沿ってご紹介します。
01
施術当日〜翌日
むくみと、ジンジンする痛み
施術直後は、局所麻酔薬が効いているため、
比較的痛みを感じにくいことがあります。
その後、麻酔の効果が薄れてくると、
糸を挿入した範囲に
ジンジン、ズキズキするような痛みや
圧痛が現れることがあります。
また、当日から翌日にかけては、
局所麻酔薬の注入による一時的な膨らみや、
施術操作による組織の反応などによって
顔がむくんで見えることがあります。
この時期の過ごし方
痛みがつらい場合は、医師の指示に従って
鎮痛薬を使用します。
冷却も選択肢ですが、
強く押したり、冷やしすぎたりしないようにします。
02
術後2〜7日程度
腫れが引き始め、凹凸も変化していく時期
数日かけてむくみや腫れが徐々に軽減し、
フェイスラインの形が少しずつ見えてきます。
腫れによって強調されていた
皮膚の凹凸が目立ちにくくなることもあります。
一方で、笑う、あくびをする、
口を大きく開けるなど、
顔の組織が大きく動くときには
ピリッとした痛みや突っ張り感を
覚えることがあります。
腫れや内出血が1週間以上続く方もいるため、
この時期にすべての症状がなくなるとは限りません。
03
術後1週間〜1か月
引きつれや凹凸が少しずつなじむ時期
糸リフトは、糸によって組織を把持し、
引き上げる治療です。
そのため、引き上げる程度が大きい場合には、
一時的なくぼみや皮膚の凹凸が
生じることがあります。
腫れが軽減し、周囲の組織がなじむにつれて、
こうした凹凸が目立ちにくくなる場合があります。
顔を動かしたときの突っ張り感や痛みも、
徐々に軽減していくことが期待されます。
04
術後1か月以降
大きな表情の動きも、次第に楽に
経過が順調であれば、
笑う、口を開けるといった動作で
痛みを感じる頻度は
徐々に少なくなっていきます。
皮膚の凹凸も落ち着き、
より自然な状態になじんでくる方がいます。
ただし、1か月を超えても
痛みやくぼみが残る場合があります。
気になる症状が続く場合には、
診察で状態を確認することが大切です。
02 / PAIN WITH MOVEMENT
笑ったり口を開けたりすると、ピリッと痛むのはなぜ?
糸リフト後には、笑ったり口を大きく開けたりすると、
糸がずれたような、ピリッとした痛みを
感じることがあります。
糸リフトでは、挿入した糸が
周囲の組織を把持して引き上げています。
表情の変化によって組織が動くと、
糸の周囲に牽引や圧迫などの刺激が加わり、
突っ張り感や鋭い違和感が
生じることがあります。
ピリッと痛んだからといって、必ずしも糸がずれたわけではありません。
組織の牽引による一時的な違和感でも、
糸が動いたように感じることがあります。
ただし、実際の糸の位置の変化などは
痛みの感覚だけでは判断できません。
術後しばらくは、
大きく口を開ける動作や
顔を強くマッサージする行為など、
施術部位に強い力が加わることを避けていただきます。
痛みが急に強くなった場合や、
明らかな形の変化が生じた場合は、
無理に動かさずご相談ください。
03 / DIMPLING AND CONTOUR
糸リフト後のくぼみや凹凸は、すぐに直すべきですか?
糸リフトの施術直後には、
引き上げた部分の皮膚がくぼんだり、
凹凸が生じたりすることがあります。
特にしっかりと組織を引き上げた場合、
糸が組織を把持することで、
一時的な引きつれが見られることがあります。
ここで大切なのは、
すべてのくぼみを、直ちに伸ばせばよいわけではない
ということです。
糸による引き上げを緩めると、
くぼみが改善する一方で、
目指していたリフトアップ効果も
弱くなってしまう場合があります。
軽度のくぼみで、診察上問題がなく、
ご本人も許容できる状態であれば、
組織が自然になじむのを
しばらく待つことがあります。
当院では、経過観察が適切と判断できる場合、
約1か月を一つの目安として
変化を確認することがあります。
OUR APPROACH
すぐに形を変えることだけが、正解ではありません。
せっかく引き上げた効果を保ちながら、
組織がなじむ時間を待つことも、
糸リフトの経過を考えるうえで大切です。
ただし、くぼみの原因は一つではありません。
強い引きつれや左右差、悪化する凹凸、
長期間改善しないくぼみなどは、
診察のうえで修正の必要性を判断します。
医師の指示がない限り、ご自身で強く押したり、揉んだりして
くぼみを伸ばすことは避けてください。
04 / POSTOPERATIVE PAIN CONTROL
糸リフト後の痛みは、どうすれば楽になりますか?
糸リフト後に生じる鈍い痛みや違和感に対しては、
状態に応じた冷却や鎮痛薬の使用が
選択肢になります。
COOLING CARE
冷却する
施術後の熱感や腫れ、
ジンジンするような痛みが気になる場合には、
冷却で不快感が和らぐことがあります。
保冷剤はタオルなどで包み、
短時間ずつ使用してください。
直接皮膚に当てたり、
強く圧迫したりしないことが大切です。
当院では、ご希望があれば
冷却用の保冷剤をお渡ししています。
PAIN RELIEF
鎮痛薬を使用する
痛みがつらい場合には、
ロキソプロフェンやアセトアミノフェンなどの
鎮痛薬を使用することがあります。
お身体の状態や既往歴、
他のお薬との組み合わせを考慮して、
適切な鎮痛薬をご案内します。
痛みを必要以上に我慢せず、
医師の指示に従って使用してください。
05 / OUR PHILOSOPHY
施術後の痛みも考慮した
an clinicの麻酔レシピ。
麻酔から覚めたあとも、
痛みをコントロールするために。
an clinicでは、麻酔科認定医が麻酔を担当しますので、施術中だけでなく、
施術後の痛みまで見据えた
麻酔・疼痛管理計画を大切にしています。
糸リフトでは、
局所麻酔を使用しますが、その効果持続期間も逆算して次の痛み止めの投入の計画を立てからお帰りいただきます。
また、麻酔に伴う吐き気に対する対応もございます。以前他のクリニックで麻酔をして気持ちが悪かったという方も、お伝えいただいた上で、吐き気が出にくいよう工夫した麻酔を行っていきます。
局所麻酔の効果が薄れたあとの痛みまで考え、
できる限り負担の少ない術後経過を
目指しています。
美容医療の痛みを、当たり前にしない。
施術中の麻酔から、帰宅後の疼痛管理まで。
痛みに配慮した美容医療を大切にしています。
06 / WHEN TO CONTACT US
どのような痛みや腫れなら、診察が必要ですか?
糸リフト後の痛みや腫れは
徐々に軽減することが多いものの、
すべてを通常のダウンタイムと
判断できるわけではありません。
特に、次のような症状がある場合は
早めにクリニックへご相談ください。
- 時間とともに痛みが強くなっている
- 鎮痛薬を使用しても強い痛みが続く
- 腫れや赤み、熱感が増している
- 急激な左右差や強いくぼみが生じた
- 糸が皮膚から露出している
- 発熱や膿など、感染を疑う症状がある
- 耳の前が強く腫れて痛む
症状によっては早急な評価が必要です。
急激な腫脹や強い出血、
視覚異常などがある場合は、
通常の経過観察をせず速やかに医療機関を受診してください。
07 / FREQUENTLY ASKED QUESTIONS
糸リフトのダウンタイムに関するよくある質問
Q. 糸リフトの痛みは何日くらい続きますか?
施術当日から数日間は、鈍い痛みや圧痛が
生じることがあります。
表情を動かしたときの違和感は
数週間続く場合もあります。
経過には個人差があり、強い痛みが続く場合は診察が必要です。
Q. 笑うと糸がずれたように痛みます。大丈夫ですか?
顔の組織が動くことで、糸の周囲に
牽引感や刺激が生じる場合があります。
痛みだけで糸がずれたとは判断できません。
強い痛みや明らかな変形がある場合はご相談ください。
Q. 糸リフト後のくぼみは自然に治りますか?
腫れの軽減や組織のなじみによって、
くぼみが目立ちにくくなる場合があります。
ただし、すべてのくぼみが自然に改善するとは限りません。
程度や原因によって経過観察または処置を検討します。
Q. 糸リフト後は冷やしたほうがよいですか?
冷却によって腫れや不快感が和らぐことがあります。
保冷剤はタオルなどで包み、
施術部位を強く押さえずに使用してください。
当院ではご希望に応じて保冷剤をお渡しできます。
Q. 麻酔が切れたあとの痛みが心配です。
当院では局所麻酔の効果が薄れたあとの
痛みまで見据えて対応しています。
必要に応じて鎮痛薬をご案内し、
静脈麻酔後は十分な覚醒と嚥下の安全性を
確認してから内服を検討します。