THREAD LIFT / NUMBER OF THREADS
糸リフトは何本必要?
本数が多いほど効果は高い?
糸リフトは、本数が多ければ多いほど リフトアップ効果が高くなるわけではありません。
必要な本数は、 引き上げたい範囲・脂肪の重さ・皮膚や組織の状態 によって変わります。
大切なのは「何本入れるか」より、 どこを、どの方向へ、何のために動かすか を考えることです。
「糸リフトは何本入れればいいですか?」
糸リフトの診察で、よく聞かれる質問のひとつです。 4本、6本、8本……と本数で比較されることもありますが、 実際には「何本なら十分」と一律に決めることはできません。
顔によって、脂肪の重さも、たるんでいる範囲も、 皮膚や組織の状態も違うからです。
CONCLUSION
先に結論。
必要な本数は、人によって違います。
糸リフトは、本数だけで仕上がりが決まる治療ではありません。
必要な本数を考えるときには、 引き上げたい範囲と 支える組織の重さを見ます。
たるみの範囲が広ければ、
支えるための糸も多く必要になります。
脂肪が厚く組織が重ければ、
1本の糸にかかる負担も大きくなります。
つまり、見るべきなのは
「何本入れるか」だけではなく、
「何を、どこまで引き上げるのか」です。
WHY IT VARIES
なぜ「○本必要」と一律に言えないの?
理由はシンプルです。 引き上げたい範囲と、持ち上げる組織の重さが人によって違う からです。
01
引き上げたい範囲
フェイスラインの一部だけを整えたい方と、 頬から口横、フェイスラインまで広く下がっている方では、 必要になる糸の本数は当然変わります。
02
脂肪・組織の重さ
同じ範囲を引き上げる場合でも、 脂肪が厚く組織が重い場合には、 1本の糸だけに負担を集中させないため、 より多くの糸が必要になることがあります。
だから、 「40代なら○本」「この程度のたるみなら○本」 と、本数だけを先に決めることはできません。
ONE THREAD
糸1本は、どのくらいの範囲を引き上げる?
私は本数を考えるとき、 糸1本でおおよそ「指1本分の幅」を支える ようなイメージを持っています。
もちろん、これは厳密な数値ではなく、 診察で本数を考える際の臨床的なイメージです。
組織が軽く、引き上げる範囲が狭ければ、 比較的少ない本数でも十分なことがあります。
一方で脂肪が多く組織が重い場合や、 広い範囲を引き上げたい場合には、 同じ「指1本分」でも複数の糸で支えた方が 無理なく引き上げやすくなります。
MORE THREADS
本数が増えると、何が変わる?
糸の本数を増やす目的は、 「より強く引っ張るため」だけではありません。
むしろ大切なのは、 1本の糸に負担を集中させず、複数の糸で力を分散すること です。
FEWER THREADS
少ない本数で強く引っ張る
1本あたりにかかる負担が大きくなりやすく、 広い範囲を無理なく支えることが難しい場合があります。
MORE THREADS
必要な範囲に力を分散する
複数の糸で組織を支えることで、 1本あたりの負担を減らし、 より自然に引き上げやすくなります。
つまり本数を増やす意味は、 「もっと上げる」よりも、 「無理なく支える」ことにある と考えています。
DOES MORE MEAN HIGHER?
多く入れればより上がる?
必ずしも、そうではありません。
糸の本数を増やしても、 リフトアップ量がそのまま比例して増えるわけではありません。
ただし、必要な範囲内で本数を増やすことで、 ひとつひとつの糸にかかる負担を分散しやすくなり、 無理のない自然な仕上がりを作りやすくなる ことがあります。
また、複数の糸で組織を支えることで、 効果の持続という点でも有利になる可能性 があります。
糸リフトには どんな種類がある? 糸の種類の解説を見る →
FEWER OR MORE
少ない本数でもよい人、本数が必要になる人
必要な本数は、年齢だけでは決まりません。 たるみの範囲・組織の重さ・皮膚の状態 を見ながら考えます。
FEWER THREADS
比較的、少ない本数でも対応しやすいケース
- たるみが顔の側面を中心に限局している
- 引き上げたい範囲が比較的狭い
- 脂肪が厚すぎず、組織が重くない
- 皮膚そのもののハリや弾力が保たれている
MORE THREADS
本数が必要になりやすいケース
- たるみの範囲が広い
- 頬や口横など複数の部位を支えたい
- 脂肪が多く、組織が重い
- 皮膚や皮下組織のゆるみも伴っている
同じ「たるみ」でも、 支える範囲と重さが違えば、必要な本数も変わります。
THREAD LIFT IS NOT EVERYTHING
糸だけでは、解決しにくいたるみもあります。
「たるんでいるから糸を増やす」 という考え方だけでは、うまくいかないことがあります。
皮膚そのものがゆるんでいる
皮膚や皮下組織に余り・ゆるみが強い場合、 下がった組織を上へ移動させるだけでは、 皮膚のたわみが残ることがあります。
脂肪が厚く、組織が重い
引き上げる対象そのものが重い場合、 糸の本数を増やすだけでは負担が大きくなることがあります。 脂肪や輪郭そのものへのアプローチを考える場合もあります。
組織が柔らかく、弾性が乏しい
下垂だけでなく、皮膚や皮下組織そのものが 柔らかく頼りない場合には、 「引き上げる」以外の治療を組み合わせた方が よいことがあります。
ボリュームが減って、皮膚が余って見える
頬やこめかみなどのボリュームが減ることで、 相対的に皮膚が余って見える場合があります。 この場合には、引っ張るだけではなく、 失われたボリュームをどう補うかも考えます。
CHOOSE THE TREATMENT
「何本入れる?」の前に、どの治療が合うかを考える。
たるみは、すべてが「下がっている」だけではありません。
皮膚がゆるんでいるのか、組織そのものが柔らかいのか、 ボリュームが減っているのか。 原因が違えば、選ぶ治療も変わります。
余
MORPHEUS8
皮膚のゆるみ・余り
皮膚そのものにゆるみや余りがある場合は、 糸で移動させるだけではなく、 皮膚や皮下組織へのアプローチを考えます。
柔
SHORT THREAD
組織が柔らかい
皮膚や皮下組織が柔らかく、 弾性が乏しい場合には、 ショートスレッドを選択肢として考えます。
下
THREAD LIFT
組織が下がっている
頬やフェイスラインの組織そのものを 上へ移動させたい場合に、 糸リフトを選択肢として考えます。
凹
HYALURONIC ACID
こけ・ボリューム減少
頬やこめかみなどのボリュームが減っている場合には、 糸で引き上げるよりも、 ヒアルロン酸で支えを補う方が適することがあります。
an clinic METHOD
an clinicでは、どう本数を決める?
最初から 「糸リフトを何本入れるか」だけを考えるわけではありません。
Morpheus8、ショートスレッド、糸リフト、 ヒアルロン酸などをフラットに考え、 まず「今のたるみには何が必要なのか」を診ます。
01
CONDITION
整える
皮膚のゆるみや余りが強ければ、 まずMorpheus8などで 皮膚や皮下組織の状態を整えることを考えます。
02
SUPPORT
支える
組織が柔らかく弾性に乏しい場合には、 ショートスレッドを組み合わせることを考えます。
03
LIFT
引き上げる
そのうえで残っている下垂に対して、 必要な範囲と組織の重さを見ながら 糸リフトの本数と配置を考えます。
OUR APPROACH
「何本入れれば上がるか」ではなく、
「今のたるみに、何が必要なのか」から考える。
その結果として、糸リフトが必要であれば、 引き上げたい範囲と組織の重さに合わせて 本数を決めていきます。
FAQ
よくある質問
糸リフトは何本くらい入れる人が多いですか?
必要な本数は、引き上げる範囲や脂肪・組織の重さによって異なります。 そのため、年齢や「たるみの程度」だけで一律に本数を決めることはできません。 診察では、どこをどの方向へ移動させたいのかを確認して本数を考えます。
糸リフトは本数が多いほど効果が高くなりますか?
本数を増やせば、そのままリフトアップ量が比例して増えるわけではありません。 一方で、必要な範囲に複数の糸を配置することで、 1本あたりの負担を分散し、無理なく組織を支えやすくなることがあります。
少ない本数でも効果はありますか?
引き上げたい範囲が狭く、皮膚のハリが保たれていて、 脂肪や組織がそれほど重くない場合には、 比較的少ない本数でも対応できることがあります。
糸リフトだけでたるみは改善できますか?
すべてのたるみを糸リフトだけで治療するわけではありません。 皮膚のゆるみが強い場合はMorpheus8、 組織が柔らかい場合はショートスレッド、 ボリュームが減っている場合はヒアルロン酸など、 状態によって他の治療を組み合わせることがあります。
糸リフトは何歳くらいから必要ですか?
年齢だけで適応を決めるものではありません。 年齢よりも、組織がどの程度下がっているか、 皮膚のゆるみや脂肪量、ボリュームの変化などを見て判断します。
SUMMARY
糸リフトは、本数より「設計」が大切。
糸リフトは、 本数が多ければ多いほど良い治療ではありません。
必要な本数は、 引き上げたい範囲や脂肪・組織の重さ、 皮膚や皮下組織の状態によって変わります。
そして、たるみの原因によっては、 糸リフトだけではなく Morpheus8、ショートスレッド、ヒアルロン酸などを 組み合わせた方が適していることもあります。
CONSULTATION
本数を決める前に、
まず「たるみ」を診ます。
糸リフトが合うのか。 Morpheus8やショートスレッドが合うのか。 あるいはヒアルロン酸が必要なのか。
an clinicでは、治療を最初から決めるのではなく、 皮膚・脂肪・組織の状態を確認してから 必要な治療と本数を考えます。


