ショートスレッド治療。どこに何本入れる?本数が多いほど効く?

JOURNAL / SHORT THREAD

ショートスレッドは
どこに何本必要?
本数が多いほど効く?

「40本と80本では何が違う?」
「たくさん入れた方が効く?」
「どこに入れるのがいい?」

先に結論

ショートスレッドは、
本数だけで効果が決まる治療ではありません。

大切なのは、 どこに・どの範囲へ・どの密度で配置するか。

ただし、本数がまったく関係ないわけでもありません。 少ない本数と十分な本数では、 臨床的に結果の差を感じることがあります。

MEDICAL REVIEW

AN CLINIC MOTOMACHI 院長

この記事の著者

an clinic KOBE MOTOMACHI

  医師 荒井美香 

an clinic(あんクリニック)院長
美容外科・美容皮膚科 / 麻酔科

  • 日本美容外科学会(JSAS)専門医
  • 麻酔科認定医・標榜医
  • 日本抗加齢医学会専門医

神戸元町・三宮にあるan clinic(あんクリニック)院長。
救急・麻酔科での診療経験を経て、美容医療に従事。 美容医療歴約7年。治療そのものだけでなく、 痛みや不安にも配慮した美容医療を大切にしています。

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01 / NUMBER IS NOT EVERYTHING

「何本入れるか」だけでは
決まりません。

ショートスレッドでは、 「100本だから強い」 「40本だから弱い」 と単純に考えることはできません。

必要な本数は、おおむね治療する範囲ともともとの肌質に比例します。

頬全体が柔らかくなっている方もいれば、 口横だけにもたつきが集まっている方、 フェイスラインまで広くゆるんでいる方もいます。

そのため当院では、 「本数」ではなく、 まず治療する範囲を決めます。 そして、肌質を考慮し必要な本数を診断します。

01 AREA

どこが
ゆるんでいる?

×
02 DENSITY

どのくらいの
密度が必要?

×
03 PLACEMENT

どの方向に
配置する?

SHORT THREAD DESIGN

本数より先に、
「どこを治療するか」を決める。

02 / WHERE?

ショートスレッドは、
どこに入れる?

当院でショートスレッドを使用することが多いのは、 頬、口横、フェイスラインなどです。

同じ「たるみ」でも、 部位によって組織の柔らかさや厚み、 動き方が違います。

01

 頬

頬全体の組織が柔らかく、 ハリや弾性が低下している場合。

02

 口横

動きが多く、 皮膚や皮下組織のたわみが 集まりやすい部分。

03

 フェイスライン

下顔面のゆるみや、 輪郭のぼやけが気になる場合。

ショートスレッドを頬・口横・フェイスラインに配置するイメージ
ショートスレッドは、たるみの位置に合わせて 治療範囲と配置を決めます。

03 / HOW MANY?

では、何本くらいが目安?

当院ではひとつの目安として、 両頬で40本、 両口横〜フェイスラインで40本程度 をひとつの治療単位として考えることがあります。

口横のもたつきが気になる場合は、頬の組織が下がってきて口横に影響しているので、頬も同時に施術することが極めて望ましいです。

もちろん、 顔の大きさや皮下組織の状態、 ゆるみの程度によって必要な本数は変わります。

CHEEK

 両頬

40 本前後

頬全体のハリ・弾性を 広く補いたい場合のひとつの目安。

LOWER FACE

 両口横〜フェイスライン

40 本前後

口横のもたつきから フェイスラインまで治療する場合の目安。

IMPORTANT

これは「40本入れれば誰でも同じ結果になる」 という意味ではありません。
特に口横のもたつきが気になる場合は、頬からの重みが影響しているので、口横だけでなく頬にもショートスレッドを併用することが極めて望ましいです。

本数はあくまで、 治療する範囲と必要な密度から決まります。

04 / MORE IS BETTER?

本数が多いほど、
効果も高くなる?

ある程度までは、 本数と結果には関係があると感じています。

例えば、 20本と40本、 40本と80本では、 臨床的にも結果の差を感じることがあります。
これは、たるみが同時多発的に起こるため、より広い範囲を同時に治療することにより、相乗効果を発揮できるからです。

一方で、 同じ範囲に120本入れる場合と200本入れる場合では、 それほど大きな差を感じないと考えます。

TOO FEW 少ない 20

密度が不足すると
結果も弱くなりやすい

ENOUGH 十分量 40–80

治療範囲に対して
適切な密度を確保

TOO MUCH? 必要以上 120+

追加しても差が
小さくなることがある

CLINICAL IMPRESSION

ある程度までは本数と結果は比例する。
でも、必要以上に入れても差は乏しい。

皮膚や皮下組織が反応できる範囲には、 ある程度の上限があるように臨床的には感じています。

だからこそ当院では、 「できるだけ多く入れる」ことではなく、 必要な範囲に、十分な密度で入れること を重視しています。

05 / an clinic METHOD

「本数」ではなく、
顔全体を見て設計する。

同じ40本でも、 どこに配置するかによって 治療の意味は変わります。

当院では、 頬・口横・フェイスラインなどを 一律に治療するのではなく、 その方のたるみ方に合わせて 治療範囲と密度を決めます。

01

まず
ゆるみの場所を見る

02

次に
治療範囲を決める

03

最後に
必要な密度を決める

必要な場所に、必要な分だけ。

ショートスレッドは、 本数を競う治療ではなく、 配置を設計する治療だと考えています。

SHORT THREAD

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06 / FAQ

ショートスレッドの本数について、
よくある質問

Q. 20本でも効果はありますか?

部位や治療範囲によりますが、 少ない本数では十分な密度を確保できず、 変化が弱くなることがあります。 20本はかなり少ない数なので、頬にだけ入れて肌質改善のみであれば、実感できる程度の効果は期待できるかもしれません。

当院では、本数だけでなく 治療する範囲に対して十分な密度があるか を重視しています。

Q. 40本と80本では違いますか?

治療する範囲が広がる場合や、 より高い密度が必要な場合には、 40本と80本で臨床的な差を感じることがあります。

ただし、同じ場所に単純に倍量入れれば 必ず倍の効果になる、という意味ではありません。

Q. 100本、200本と増やすほど効果も高くなりますか?

ある程度までは本数と結果に関係がありますが、 必要量を超えると、 本数を増やしても差が小さくなることがあります。

当院では、 必要以上に本数を増やすことより、 必要な場所に十分な密度で配置すること を大切にしています。

Q. 頬と口横では、必要な本数は違いますか?

はい。治療する面積や組織の柔らかさ、 ゆるみの程度によって変わります。

当院では目安として、 両頬で40本前後、 両口横〜フェイスラインで40本前後を 一つの治療単位として考えることがあります。

Q. ショートスレッドと糸リフトは、本数の考え方も違いますか?

違います。

糸リフトは、長い糸で組織を捉えて移動させるため、 本数だけでなく方向や固定力が重要です。

ショートスレッドは、 短い糸を複数本配置して 治療範囲に必要な密度を作る考え方です。

Q. 自分に何本必要か、予約前に決める必要がありますか?

いいえ。

頬、口横、フェイスラインなど、 どこにどの程度のゆるみがあるかを診察し、 治療範囲と必要な本数をご提案します。

本数やセットを決めずにご予約いただいて大丈夫です。